第39回日本神経科学大会でミニシンポジウムを行いました。

2016年7月21日(木)に横浜パシフィコ横浜で行われた「第39回日本神経科学大会」において、感性イノベーション拠点とシーメンスヘルスケア株式会社の共催でランチタイムミニシンポジウムを開催しました。今回のミニシンポジウムでは、多くの基礎の神経科学者に産学連携研究の面白さや可能性を感じていただくために、脳科学の基礎研究を社会実装へつなげる本拠点の試みを紹介しました。

ミニシンポジウムでは、プロジェクトリーダーである農沢隆秀技監(マツダ株式会社)、リサーチリーダーである山脇成人教授(広島大学)、生理研サテライト拠点から最先端の神経科学者である伊佐正教授、広島大中核拠点の若手研究者で感性の可視化研究をけん引する笹岡貴史特任講師の4名が、それぞれの立場から本拠点で進める産学連携研究の取り組みについての紹介を行いました。

ランチタイムの開催にも関わらず、100名を超える神経科学の研究者に参加をいただきました。ミニシンポジウムに対するアンケートの結果、多くの方に脳科学の基礎研究を社会実装へつなげる本拠点の試みに関心を持っていただけたことが分かりました。

第二フェーズでは、神経科学者とのネットワークをより一層充実させて、脳科学に基づいた感性の可視化研究とその社会実装を目指して参ります。