平成27年度 感性イノベーション拠点公開シンポジウムを開催いたしました

2015年6月24日(水)ホテルグランヴィア広島にて、「精神的価値が成長する感性イノベーション拠点公開シンポジウム」を開催いたしました。

今回のシンポジウムは、「感性イノベーションが切り開く未来の社会とその実現に向けて」と題し、本拠点が目指す将来の社会像、そして、その実現に向けた取り組みを広く社会に知ってもらうために開催いたしました。会場には、拠点関係者のみならず、大学・公的機関関係者、企業関係者など、会場が満席となる約160名が参加してくださいました。

シンポジウムでは、中核機関である広島大学の越智光夫学長の開会あいさつに続いて、文部科学省科学技術・学術政策局の岸本康夫次長、COI STREAM ビジョン2の横田昭ビジョナリーリーダーから来賓のあいさつをいただきました。

プログラムに沿って、「ここまで来た感性研究」として、農沢プロジェクトリーダー、山脇研究リーダーから、本拠点における最前線の感性研究ついて紹介いたしました。また、中国地域において多方面で「感性」が取り上げられている現状を、中国地域における産業の発展・活性化に寄与されている、(公財)ちゅうごく産業創造センターの奥本芳治 常務理事より紹介いただきました。

続いて、感性に着目した取り組みとして、JVCケンウッド・ビクターエンタテイメントの榎本誠也様から音と香りと空間から感性を評価する取り組みを、大阪府立大学の花村周寛准教授から感性を刺激するまなざしのデザインについて紹介いただき、さらに、本シンポジウムのテーマに沿って、横田リーダー、農沢リーダーほか講演者等によるパネルディスカッションが行われ、各パネラーが考える感性イノベーションでどのような社会が創造できるのか、様々な角度から約1時間にわたり活発なディスカッションが行われました。

シンポジウム終了後には参加者・拠点関係者等による情報交換会が行われ、シンポジウムと同様に活発な意見交換・情報交換が行われ、盛会のうちにシンポジウムは幕を閉じました。

(記録写真)

開会挨拶する越智学長(写真1

来賓挨拶の岸本次長(写真2)、横田VL(写真3

本拠点における感性研究の最前線を紹介する農沢PL、山脇RL(写真4写真5

中国地域の感性の取り組みを紹介する奥本常務理事(写真6

感性に着目した取り組みを紹介する榎本様(写真7)、花村先生(写真8

パネルディスカッションと多くの来場者が参加した会場の様子(写真9

閉会挨拶する高田理事・副学長(写真10